タクシービギナーズ

タクシー会社をさがす・料金を調べる・観光する

タクシービギナーズ 一般編2018年12月掲載

Q1 タクシーってどうやって乗るの?

駅や空港、ホテルなどはタクシーが待機する場所が設けられているので、タクシー乗り場から乗車します。都市部では街中を走行しているタクシーを止めて乗車するのが主流です。最近ではスマートフォンの普及により、配車専用アプリから配車依頼するのも一般的です。

『都市部』 街中でタクシーが多く走っているので、手を上げてタクシーを止めましょう。空車のタクシーが止まってくれます。
夜間の場合、行灯(※1)が点灯していたら空車(※2)の目印になるので賃走(※3)との見分けがつきやすいです。また、駅や街中にタクシー乗り場があれば、探す手間も省けます。

※1.行灯(あんどん):車体の上にある屋上灯。すべての地域が乗車中に行灯が消えるわけではありません。
※2.空車:お客様を乗せていない状態
※3.賃走:お客様を乗せている状態

『地方』 駅や病院などで止まっているタクシー乗り場から利用します。または電話でタクシーを呼びましょう。ちなみに、タクシーを呼んだのに、なかなか乗車せずタクシーを待たせてしまうと「待ち料金(待機料)」がかかるので注意が必要です。
またタクシーを呼ぶと、地域、事業者によって「迎車料金(お迎え料金)」がかかる場合もあります。
地方では迎車料金が無料という所が比較的多いですが、都市部では発生する事が多いため、地方から来てタクシーを利用したら「すでにメーターが周っていた」「ボッタクられた」といった話を聞くことがありますが、それば迎車料金が発生していることが考えられます。

『その他』 最近では爆発的に普及した「タクシー配車アプリ」を利用してタクシーを呼ぶ方が増えています。
配車アプリを利用すると、現在地や個人情報を伝えるといった手間がなく、「ここにタクシーを呼ぶ」というボタン一つで近くのタクシーが来てくれます。
配車室を通さず、気軽にタクシーが呼べることから人気を得ています。
すぐタクシーを呼びたいとは対照的に、事前にタクシーを予約したい場合は電話で問い合わせるのが一般的です。
日時と乗車地を配車室に伝えます。予約の場合は、事業者によって「予約料金(※4)」が発生することもありすので、気になる方は予約の時に確認しておきましょう。
※4.予約料金:予約をした事にかかる料金。会社によって予約料金と迎車料金の両方の費用が発生します。

Q2 近距離でもタクシーを利用できますか?

もちろん、できます。
乗務員さんの体験談では、乗って150mで降りた…なんて方もいるようです。
病気や身体が不自由な方、とにかく急いでいる!などタクシーを利用する理由はさまざまです。気にせず利用しましょう。

利用する際、乗務員さんはある程度の釣銭は用意していますが、高額紙幣での利用が続いた場合など、つり銭が足りないときもありますのでつり銭があまり出ない小銭や、1,000円札等を用意しておくとスマートに利用することができます。

Q3 東京のタクシーを千葉で利用することはできますか?

目的地によっては利用できる可能性もありますが、基本的には難しいでしょう。
タクシーは営業が行える区域(営業区域)が指定されており、全国どこでもお客様を乗せたり・降ろしたりすることができません。
乗車地、降車地のどちらかが営業区域であれば利用できますが、共に営業区域外だと違法となるためお客様を乗せることができません。(※1)
※1.この場合、よく言われる「乗車拒否」とは異なります。

《例》「東京23区、武蔵野市及び三鷹市」が営業区域のタクシーの場合 ■乗車が可能
「乗車地:東京23区 ~ 降車地:横浜市」
「乗車地:千葉市 ~ 東京23区」

■乗車不可能
「乗車地:千葉市 ~ 降車地:横浜市」

Q4 領収書はもらったほうがいいの?

領収書は必ずもらいましょう。
領収書には「会社名、電話番号、日付、車両番号、運賃」が記載されています。
経理などで必要ない場合でも、忘れ物やお問い合わせしたい時に、利用した車両や乗務員さんすぐ特定できるため大変役に立ちます。

本来、領収書は精算の際に渡すよう指導されているものなので、もし乗務員が渡してくれない時は「領収書をください。」と伝えれば領収書を発行してくれます。

Q5 タクシーに忘れ物をしてしまった!?

降りてすぐに気がついた場合は、領収書に記載されている会社、または配車室に電話してみましょう。
領収書には車を特定できる情報が記載されているので、すぐに連絡すれば高い確率で見つけることができます。
タクシー会社が分からない場合は最寄りの警察にご相談ください。

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