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2022年でタクシーは誕生110周年を迎えました。 皆さまより多数頂いたタクシーエピソードの中から、ちょっぴり涙、時にクスっと笑えるすてきな作品を発表いたします。
入賞作品
佳作作品
私の仕事は訪問介護のヘルパーです。
視覚障害の方の病院受診や買い物の時に安全に移動できるように同行をします。
先日、病院受診の同行でタクシーに乗り込み行き先を伝えました。
運転手さんは「承知しました。それでは車が動きます」「次は右に曲がります」「病院の正面玄関の前に停車します」と事細かに説明してくださいました。
今まで何度もタクシーを利用しましたが、こんなことは初めてです。
降りる際、丁寧な説明にお礼を言うと「私の母も視覚障害です。母に指導されたのです」優しくお話しされる印象的な運転手さんでした。
駅からホテルへのタクシーで、近所の美味いラーメン屋を教えて貰った。
一旦ホテルへ帰り、意気揚々とラーメン屋に行くと、タクシーの運転手さんいるし。
「い、いやぁ、お客さんに教えてると、食べたくなってなぁ・・・」
結婚式で白無垢を着た時に「花嫁タクシー」に乗りました。
慣れない着物の締め付けと、挙式に対する緊張と、人生の晴れ舞台という高揚感が複雑に入り混じっていた私。
タクシーの運転手さんが「おめでとう」と言ってくださり、地元の方言で世間話をしてくださったので安心しました。
梅雨の時期で朝から雨が降っていましたが、式場へ着く頃には止み、青空が見えました。
運転手さんが「あぁ、晴れたね。いい花嫁さんだ」と言ってくださり、不安な気持ちもスッと晴れました。
新しい人生の始まりの日の、忘れられない思い出です。
タクシーで妹のプレゼント選びを手伝っていた私が、途中から電話をとったことに気づかず、相槌を打ち続けてくれる運転手さんが居ました。
私「あ、もしもし。(先に送られてきた写真の)右でいいんじゃない?」
運「いや~そうですか?」
私「(写真の)青、青。」
運「あ、ほんとですねえ。」
私「(購入を)急いだ方がいいんじゃない?(サイトがセール中で)混むし。」
運「え、今日何かあるんですか?」
私「え?」
運「え?」
顔を真っ赤にする運転手さんとバックミラー越しに目が合いとてもほっこりしました。
その日もいつものようにバスで帰った。
しかし途中で1歳の息子が泣き出し、乗客の男性から「うるさい」と注意を受ける。何だか居づらくなって、たまらずタクシーに乗り換えた。それでも息子は泣き止まない。
「すみません」
私が謝ると運転手は、いいのいいのと言いながら「こんな大雨だからオジサンも泣きたい気分だったんだよ。オジサンの代わりに泣いてくれるかな」と笑った。
途端に心がパアッと晴れた。
バスから始まった号泣は、タクシー経由の笑顔行へと方向を変えた。
一昨年通院のためタクシーに乗った時のことです。沖縄に住む息子から着信がありました。
聞けば会社のお金が入った鞄を落とし今日中にお金がいるという。
「わかった。すぐにお金をおろすから振込先を教えて」すると運転手さんがタクシーを路肩にとめて「ちょっと私に代わらせてもらえませんか」と言いました。
私が携帯電話を渡すと「もしもし。宮本法律事務所です」と運転手。途端に相手は電話を切りました。
あとになってそれがオレオレ詐欺だと気づいたのですが運転手さんのおかげでお金も信用も失わずにすみました。
大学生の時、父親が脳溢血で倒れたという母親からの知らせを受け、急いで実家に帰りました。
父親が救急搬送された病院は駅から離れており、駅からタクシーに乗りました。
父親の事が心配で「急いでください」と運転手さんにお願いしたところ、「どうかしたんですか?」と理由を聞かれたので、父親が脳溢血で倒れたことを伝えました。病院に到着し、支払いを済ませ降りようとしたところ、運転手さんが「お父さん、絶対大丈夫だよ」とお守りを手渡してくれました。
出張の日に、早朝迎えに来て頂き、車が発進した後、家内がいつまでも手を振っていたらしく、ドライバーさんも「車が見えなくなるまで手を振ってくれて、良い奥様ですね」と、和やかな会話中に家内から携帯に電話があり、「パスポートと航空券を玄関に忘れてる」とのジェスチャーだったみたいで、大急ぎで自宅に引き返しました。
戻るや否や「なにやってんの(怒)」の怒号が飛び、しっかり受け取って駅に向かいました。ドライバーさんが「あそこまで必死に手を振ってくれて素晴らしい奥様ですね」必死にフォローされました。良い思い出です。
営業として働いていた頃、仕事柄毎日のようにタクシーに乗っていました。
その日は契約が決まるかどうかの大事な商談の日で緊張していましたが、そんな話を運転手さんとしていると、降りる時に「頑張ってくださいね!応援しとるけんね」と優しく声を掛けてくださったのです。
おかげで少し緊張もほぐれ、無事に契約も決まりました!
あの時の運転手さん、ありがとう!
阪神・淡路大震災の時のことです。
芦屋の実家が全壊したとの知らせを受け、タクシーで現地へ行こうとしましたが、阪神高速は倒壊、国道43号線、2号線、山手幹線も緊急車両以外は通行止めという大変な状況でした。
そんな中、地元の道路情報を駆使して車で行けるギリギリのところまで走ってくれたタクシーの運転手さん。
降車した場所から徒歩で行くルートまでていねいに地図を書いて教えてくれました。
お蔭様で実家まで無事にたどり着くことができました。
その時の運転手さんには28年経った今でも感謝しています。
先月に乗ったタクシーの運転手さんが凄く落ち着いたトーンで「私この仕事してるから沢山話し持ってるんでよかったらこの中から気になる話し選んでください」ってメモを渡してきました。
断るのも失礼なので、とりあえず「免疫力アップ」とか「正しいダイエット」などを選んで話を聞きましたが、今まで知らなかった内容で話術も達者だったので乗車中飽きることなく楽しめました。
またいつの日かこの運転手さん出会って違う話を聞いてみたいと思いました。
若い頃、ずっと残業続きであまりに疲れすぎていて、タクシーに乗った瞬間に「レギュラー、満タンで」と言ってしまいました。
ものすごく恥ずかしかったんですが、運転手さんがやさしく「疲れてるんやね」と言って飴をくれました。
地獄の残業が終わり、会社から帰宅しようとした際、終電も無かったため、タクシーを探していたら、たまたま一台が目の前に停まっていて、乗ることができました。
そのタクシー運転手さんが珍しい女性の方で、しかも私の愛する出身と同じ「青森県」で、ずっと青森の話を津軽弁で話し、地獄の残業で心身共にボロボロだったのが、その女性運転手さんのおかげで、全回復かつ、心がとてもホッコリしました。今でも忘れられません!!
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