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ライドシェアってなあに?

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ライドシェアってなあに?

公開日:2024年4月9日

最近、テレビやネットで「ライドシェア」ってよく聞くよね。

2024年4月に導入されたばかりだから、話題になっていますね。

ニュースを見てるけど出てくる言葉もむずかしいし、よくわからないんだよね・・・教えてくれますか?

もちろん!わかりやすく、ひとつひとつ答えていきます!

Q.ライドシェアっていったいどんなサービスなんだろう?

A. 日本では、「普通免許を持つ一般ドライバーが自家用車を運転し、利用者を目的地まで送迎するサービス」を指しています。個人の車に乗る(ライド)ことを共有(シェア)するという意味から、ライドシェアと呼ばれ、正確には「自家用車活用事業」といいます。

タクシー乗務員になるには、営利目的で旅客を運送するための「普通自動車第二種免許」(二種免許)が必要ですが、ライドシェアのドライバーは「普通自動車第一種免許」(普通免許)のみで乗務が可能になっているよ。

Q.どうして日本でライドシェアが始まるの?

A. もともと慢性的にタクシー乗務員不足という背景があり、そこに新型コロナウィルスも影響し、乗務員の離職が増えてしまいました。

現在はコロナの収束とともにタクシーの需要が急激に増えているけれど、乗務員が足りるほどに供給は回復していません。
また、一方では「公共交通空白地帯」と呼ばれる鉄道やバスなど交通公共機関が乏しい地域もあり、タクシーが足りない状態になっています。

「乗ることができる車を増やす」ために、2023年夏頃から議論が始まりました。

Q.なぜ今まで日本ではライドシェアが普及しなかったの?

A. これまで日本では、法律により「自家用車を使って、金銭を受け取り運送すること」は原則禁止されていていました。これは「白タク」という違法な行為に当たってしまうからだよ。

諸外国の場合は、タクシーの質にばらつきがあるうえ、ライドシェアはタクシーよりも手軽に利用できるので急激に浸透したのに対し、日本のタクシーは全体的な質が非常に高く、ライドシェアに関する法律もなかったので普及しませんでした。

Q.4月から「条件付きでの解禁」ってどういうこと?

A. タクシー会社が自家用車の運行管理をして、ドライバーはタクシー会社とパートなどの雇用契約を結びます。
運行可能な時間帯は、タクシーが不足する地域、時期、時間帯のみで、地域ごとに上限台数があるよ。現在12カ所の地域(※)が決定していて、他の地域も主に週末の深夜から早朝にかけてタクシー不足が確認された場合、順次導入されていくようです。
一般のタクシーと違って、いつでも働けるというわけではなく、また2年ごとに国からの許可が必要なんだ。そういう意味で「条件付きの解禁」という表現をしています。
(※東京特別区・武三、神奈川・京浜、名古屋、京都市域、札幌交通圏、仙台市、埼玉・県南中央交通圏、千葉交通圏、大阪市域交通圏、神戸市域交通圏、広島交通圏、福岡交通圏)

Q.免許があれば誰でも働けるの?

A. 20歳以上、70歳未満で、普通免許取得後1年以上経過、または二種免許を保持している方。
仕事に従事する日から前の2年間無事故、免許停止の処分を受けていないことが条件で、タクシー会社からの研修や指導を受けることが必要になります。

Q.自家用車ならどんな車でもいいの?

A. タクシー会社が車両の点検・整備管理を行い、自家用車、もしくはタクシー会社の持つタクシー車両を使う地域もあります。

Q.お給料ってどうなってるの?

A. 給与体系は、①時間給 ②歩合給 ③歩合給及び時間給の併用の3つの形が予想されています。タクシー会社によって異なるので、ドライバーを検討されている方はしっかり確認が必要ですね。

Q.ライドシェアのよい点ってなに?

―利用者側として
・タクシー以外の移動手段が増え、利便性が高まる
・事前に運賃が確定しているので、金額を心配する必要がない
・キャッシュレス決済で支払いが簡単にできる
・タクシー会社からの継続的な教育があるので、ドライバーの運転技術や質が保たれる

―ドライバー側として
・スキマ時間を有効に活用し、自分の持っている資産(車)で収入を得られる

・・・などが挙げられるね。

Q.反対に、ライドシェアの気になる点ってあるの?

―利用者側として
・タクシー会社からの研修や指導がありつつも、一般ドライバーのため、体力、知識、経験などばらつきがあるかもしれない
・スマートフォンやアプリを使えない方は利用できない
 
―ドライバー側として
・ライドシェアに適した車両を所有しているかどうか
・好きな時間に業務ができない

・・・などが考えられそうかも。

Q.実際に利用するにはどうしたらいいのかしら?

A. 利用は配車アプリからのみ注文可能です。
あらかじめ乗車地、降車地を入力することで運賃は事前に確定されます。
支払いはアプリ内で行えるので、安心して利用できるね。

Q.解禁後は、どんな変化があるのかしら・・?

A. 利用できる車が増えて、タクシーを待たなくてもよくなると嬉しいよね。
ライドシェアも、タクシー会社も、お互い切磋琢磨しながら、より質の高いサービスを提供してほしいなあ。

ライドシェアドライバーをやってみた結果、タクシー乗務員に興味を持って転職するひとが出てくるかも!?

【あとがき】
タクシー不足を効率的に補うべく始まるライドシェア。いままでにはなかった試みのため、課題はありつつも、またひとつ人を送迎する手段が増えて、新しい働き方が誕生しました。
人の暮らしを支える安心、安全な移動手段としてのライドシェアを、しっかりと支えてくれるタクシー業界は頼もしい存在です!
今後はタクシー会社以外の企業などがライドシェアに参入する可能性もあるかもしれません。
まだ不透明なことも多いので、積極的に情報を集めていき、タクシーやライドシェアの理解を深めていく事が重要になるかもしれません。

ライドシェアサービスの詳細につきましては、運輸局または、サービスを提供している配車アプリ会社へお問い合わせください。