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タクシー配車アプリ特集

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タクシー配車アプリ体験レポート 「S.RIDE」編

いくつかの代表的なタクシー配車アプリがありますが、それぞれの特徴がいまいちわからない、どれを使っても同じじゃない?・・・という方は多いかもしれません。
職業、年齢、目的など、使い勝手が違うなら、自分に合ったタクシー配車アプリも違うはず。
今回は、足に障害のあるタクシーサイトスタッフが「S.RIDE」を使い、障害者としての独自の目線から、日々の移動と配車アプリの相性の良さを探るレポートをお伝えします。

公開日:2021年9月27日

休日、お気に入りの園芸店にて

都内某所に、品揃えが豊富で有名な園芸店があります。
特にお目当てのものがないとしても、近くに来た時には必ず立ち寄る、お気に入りのスポットです。
見ているだけでも楽しく、あっというまに時間が過ぎてしまいます。

大量に購入してしまう

色とりどりの秋の草花を目の前に、ついつい手を伸ばしてしまいます。ひとつ、ふたつ・・・気が付いたらかごの中は大小の草花の苗でいっぱい。
お会計を済ませて袋に入れてもらうと、予想外の重さになってしまいました。背丈の高い苗木を傷つけないように運ぶのも、苦労しそうな予感・・・。
ここで迷わず「S.RIDE」を使うことにしました!

障害者アプリ「MIRAIRO ID」との連携

私は足に障害があり、障害者手帳を保持しています。 「S.RIDE」は障害者手帳アプリ「MIRAIRO ID」と連携できるという特徴があります。
このアプリには自分の障害の等級や特性に加え、必要な使用機器、求めるサポートなどを事前に細かく登録することができ(審査完了に3営業日ほどかかります)、「S.RIDE」と連携させることで、乗車時に手帳を見せる手間も省け、乗務員さんもスムーズな対応を行えるという、とても便利なサービスです!

事前確定運賃に初挑戦!

通常のメーター運賃もありますが、目的地を設定することで「事前確定運賃」を選択できるようになります。
当初2,490円と表示され、そのまま黄色い「スライドしてタクシーを呼ぶ」バーで2回注文しましたが、タイミングが悪かったのか、あいにく車が見つからず。
気を取り直して3回目の入力では、2,500円と表示されました。私の場合は、そこから10%の障害者割引が適用され、各タクシー会社の定める迎車料金320円~420円を足したものが今回の総額になります。
乗車前に詳細が確認できるという安心感はとても大きいですね!

「福祉タクシー利用券」を利用するため、車内支払を選択

支払い方法として、事前にクレジットカードも登録しておいたのですが、私は自治体から交付される「心身障害者福祉タクシー利用券」というものを持っています。
今回はこれを使うために、支払い方法は「車内決済」を選択しました。
500円と100円の券が束になっており、降車時にこれを必要な分だけ切り取って渡します。
券のみで支払う場合はおつりが出ませんが、足りない分の現金を足して支払うことができます。

3度目の注文で無事確定

2度車が見つからないことでやや焦りましたが、3度目の注文ではすぐ確定し、安心しました。5分程度のことだったのでまったく問題ありませんでした。
地図上にはタクシー到着予定時刻、会社名と車両の詳細情報が表示されています。スーツケースなど大きな荷物を持っている場合など、黄色の「メッセージ」ボタンで乗務員さんに伝えておくと、より乗車時に楽だと思います。

車両到着、特別な説明をせずに乗車できるうれしさ

見晴らしのよい歩道で待つこと7分、無事車両が到着しました。
「MIRAIRO ID」と連携していることにより、すでにドライバーさんには、私が障害者である情報が伝わっています。
私は手帳を見せることなく、その上ちゃんと割引が適用されていることも確認できています。
念のため、乗車時に「支払いは福祉タクシー利用券を使います」とドライバーさんに伝え、出発です。

ドライバーさんから専用センターに問い合わせも可能

主な荷物はトランクに、背丈の高い苗木のみ後部座席の空いているスペースに置かせてもらいました。
ドライバーさん曰く「障害者の方のご利用は、全体の1~2割でしょうか。MIRAIROアプリの専用センターがあるので、なにか不明な点はドライバーから問い合わせることが出来るんですよ。わからないことは遠慮なく聞いてください。」とのこと!
確実にサービスが完了できるよう、利用者の見えないところにこんなシステムが存在しているとは驚きです。

目的地に到着、コンビニで買い物をし無事終了

自宅の目の前は、非常に分かりにくいうえに、車が1台やっと通れるほどの狭い道なので、今回はほど近いコンビニを目的地に設定していました。
ここは大きい街道沿いかつ駐車場が5台分あり、乗降車にとても便利な立地です。無事到着し、帰宅前にお菓子を買って、「S.RIDE」を使った今日の移動は終了しました!

乗車履歴の確認と領収書の注意点

アプリのメニューから乗車履歴を確認できます。
忘れ物の問い合わせや、ネット決済の場合はここから電子領収書が発行できるのですが、車内支払の場合は発行ができません。
現金、交通系ICカードの車内支払、d払いやPayPay等のQRコード決済の利用が多い方は、降車時に紙の領収書をもらうよう忘れずに!やや注意が必要です。

利用者のニーズに合わせたサービスに感激

乗務員さんは、足元のおぼつかない私を最後まで見届けていただき「よかったですね、キレイなお花育ててくださいね。失礼します」という言葉を残し、颯爽と去っていきました。
日々進化を遂げているタクシー配車アプリのシステムを実感した一日となりました。

【使ってみた感想】

アプリを開き「スライドしてタクシーを呼ぶ」という帯を右にスライドすれば、現在地にタクシーが来てくれます。「仕事に勝つタクシーアプリ」というキャッチコピーどおり、注文までの指の動きがほとんどなく、時間に追われるビジネスマンの方向けのアプリです。
黒と黄色のコントラストが、視覚的にとても分かりやすいです。
障害者の方々の利用は全体の割合からすると少ないのですが、だからこそS.RIDEと、連携しているMIRAIRO IDの認知度も高まってほしいと思います。
以前はそのつど障害者手帳を見せ、説明をしなければならなかったのですが、こういったテクノロジーのおかげで不便が減っていくのは嬉しいことです。
ビジネスマンや障害者のみならず、これからもいろいろな方々のニーズを満たしてほしいと願っています。

タクシーアプリ S.RIDE ≪エスライド≫

https://www.sride.jp/jp/

※アプリのサービスについてのお問い合わせは、S.RIDEホームページをご確認ください。