バーチャルフリープラン

女子旅で日本文化を堪能。移動はちょっと贅沢にタクシーで♪

バーチャルフリープランとは?

タクシーサイトスタッフが、インターネットや雑誌、地図などを使い、観光・食事・買い物といった情報を集め一つのタクシー観光コース風に作り上げた、仮想観光モデルコースのことです。
タクシー会社が行っている「観光タクシー」と異なり、時間でタクシーを貸しきるのではなく、必要な時にだけタクシーを利用した、タクシーサイト独自の観光コースをご紹介しています。(公開日:2014.11.12)

女子旅で日本文化を堪能。移動はちょっと贅沢にタクシーで♪金沢バーチャルフリープラン

1人1万円以内で楽しめる観光コース

金沢バーチャルフリープラン スタート!!

PM1:00 迫力満点「もてなしドーム」金沢駅から出発

迫力の「もてなしドーム」&「鼓門(つづみもん)」

スタートは金沢駅です。
金沢駅は2011年にアメリカの旅行雑誌で「世界で最も美しい駅14選」に選ばれた駅です。
「もてなしドーム」と呼ばれるガラス張りのアーチが美しい、目を引くデザインとなっています。
もてなしドームの先には、これまた大迫力の「鼓門」が。
「鼓門」は金沢の伝統芸能である加賀宝生の鼓をモチーフとした迫力満点の美しい門です。
すでに一つの観光スポットかと思わせるほどの見事な駅なので、到着したらぜひ天井を眺めてみましょう。
 
構内には「金沢百番街」があり、金沢の銘菓や食品、工芸品などがそろっています。もちろんレストランや雑貨のお店などもあり、冬の時期でも雪や寒さを気にすることなく買い物ができますよ♪
 
構内には観光案内所もありますので、観光スポットのパンフレットを揃えたり、地理が不安な方は事前に確認することもできます。車いす、傘の貸し出しなども行っていますのでうまく活用したいですね!
 
さて、早速駅からタクシーで金沢城公園に向かいます。

PM1:10 街中の癒しスポット 金沢城公園

前田利家の居城

金沢城公園までは、タクシーで約10分。遠くはないけど歩くには少し遠い。こんな時タクシーは便利ですね。
 
金沢城は加賀百万石で有名な前田利家が1583年に入城し、明治時代初期まで前田家の居城でした。
何度も火災にあったため現存されている建物は石川門と三十間長屋しか残っていませんが、当時の面影を残す貴重な建物となっています。
 
2001年に復元された菱櫓(ひしやぐら)・五十間長屋(ごじっけんながや)・橋爪門続櫓(はしづめもんつづきやぐら)では、建物の構造や釘を使わない木組みの仕組みなどをじっくり見学する事ができます。建築に興味がある方はオススメです!
ちなみに金沢城では石垣も見学ポイントのひとつです。
各エリアごとに石垣のデザインが異なるため、あえて石垣めぐりをしてみるのも面白いかもしれませんね。
金沢城公園は歴史的建造物を眺めるのも楽しいですが、市街地であるにも関わらず緑豊かで四季折々の自然を感じる事ができます。
時間を忘れてのんびり散策するのも良いですね。
 
ちなみに「菱櫓・五十間長屋・橋爪門続櫓」と「兼六園」の両方を見学する場合は、兼六園の入園料とセットになっている「兼六園+1(プラスワン)利用券」を購入するとお得です。
 
金沢城公園を散策した後は、おとなりの「兼六園」に向かいます。

インフォメーション 金沢城公園
料金・残高 ・タクシー代(金沢駅~金沢城公園)…1,100円
・菱櫓・五十間長屋・橋爪門続櫓 入場料…1,000円(1人500円「兼六園プラス1利用券」を利用)
・残高…17,900円

PM1:50 日本三名園 兼六園

一度は見たい美しい名園 兼六園

兼六園は偕楽園、後楽園とならぶ「日本三名園」の一つです。
「金沢と言ったら兼六園!」と言っても良いくらい観光客にも地元の人たちにも人気がある庭園です。
兼六園は、1676年に加賀藩5代藩主 前田綱紀が築庭し、13代 斉泰が現在の形に完成させました。長い年月をかけ現在のような形になったのは1851年のことです。
170年以上もかけて造られたんですね~。
 
「兼六園」という名称は、白河藩主 松平定信が命名したそうです。中国、宋の時代の書物『洛陽名園記』に『宏大(こうだい)・幽邃(ゆうすい)・人力(じんりょく)・蒼古(そうこ)・水泉(すいせん)・眺望(ちょうぼう)』という六勝を兼ね備えるのは難しく、これらを兼ね備えるのは湖園だけと記されています。しかし兼六園はそれらを兼ね備えているということから、この名が与えられたそうです。
六勝を見事表現した兼六園は金沢に行ったら絶対はずせませんね。
 
春は桜、夏のカキツバタ、秋の紅葉、冬は雪吊りと、四季折々の景観を楽しむ事ができます
園内でも特に有名なのが「ことじ灯篭」と「霞ヶ池」ではないでしょうか。テレビや雑誌などでも多く取り上げられる有名スポットですね!記念撮影にもオススメです。
ことじ灯篭は夕方に灯りがともると、霞ヶ池に明かりが反射し何とも言えない美しさを見せてくれます。今度はぜひ夕暮れに足を運んでみたいですね~。
園内には他にも見どころが多々あり、日本最古の噴水や、雪吊りで有名な唐崎松などがあります。
 
また、ちょっとしたお茶処もありますので、小休止も兼ねて和菓子にお抹茶を頂くことができますよ。美しい庭園を眺めながら頂くとさらに美味しく感じますね。
 
さて、庭園をたっぷり堪能した後は、江戸時代の雰囲気が色濃く残るひがし茶屋街に向かいます。
ひがし茶屋街まではタクシーで向かいます。

 
インフォメーション 兼六園
料金・残高 ・呈茶利用代…1,440円(1人720円)
・残高…16,460円
周辺の観光地 金沢21世紀美術館
金沢能楽美術館

PM3:20 ひがし茶屋街でお買いもの♪

江戸時代にタイムスリップ?

ひがし茶屋街は金沢城の城下町として栄えました。
現在、金沢市には3ヵ所にお茶屋が残っていますが、「ひがし茶屋街」はその中でもっとも規模が大きく、国の重要伝統的建造物群保存地区に認定されています。
石畳の道に紅殻格子のお茶屋が並び、江戸時代の雰囲気を感じることができる場所なんです。
 
ひがし茶屋街は、和菓子屋や和の喫茶店、友禅のかわいい小物などを販売しているお土産屋さんも充実しているので、ゆっくり散策しながらお気に入りのお店を見つけちゃいましょう!
特に金沢は金箔の生産量が全国一なので、金箔を使った工芸品や化粧品、食品を取り扱っているお店が多いので、それらをお土産にするのも良いですね。
 
さあ、たっぷり江戸時代の雰囲気を堪能したので、ラストは近江町市場にタクシーで向かい美味しいものを食べに行きましょう!

 
インフォメーション ひがし茶屋街
料金・残高 タクシー代…(兼六園~ひがし茶屋街)…860円
おやつ代…2,000円(1人1,000円)
残高…13,600円
周辺の観光地 金沢ひがし茶屋街 お茶屋文化館

PM4:30 金沢の台所「近江町市場」

海鮮料理に舌鼓

近江町市場は、生鮮食品、雑貨などを取り扱うお店が並ぶ市民の台所です。
日本海に面した石川県。美味しそうな海の幸をお手頃価格で食べる事が出来ます!
鮮魚店ではその場で食べる事ができるお店もあるので、ぜひ挑戦してみましょう。カキ、ウニ、カニにエビ…せっかくなのでたっぷり味わいたいですね。
 
海鮮以外にも、金沢には1945年以前から栽培されている特産の野菜があり、それらを「加賀野菜」といいます。
「打木赤皮甘栗かぼちゃ」や「加賀れんこん」など、現地に行かないと目にすることができない野菜ですので、地元のお店で味わってみるのも良いですね。
 
近江町市場や周辺エリアにはたくさんの飲食店がありますので、市場を楽しんだ後は少しだけ早い夕食で金沢観光をしめくくりましょう。

 
インフォメーション 近江町市場
料金・残高 ・タクシー代…(ひがし茶屋街~近江町市場)…700円
・夕食代…10,000円(1人5,000円)
・残高…2,900円
タクシーサイトスタッフの編集後記

加賀百万石で有名な石川県金沢市。
街中を散策すれば、ふとしたところでタイムスリップしたかのような情緒あふれる街並みに出会う事ができます。
今回ご紹介出来なかった場所でも人気の高いスポットが金沢にはたくさんあります。武家屋敷跡や、忍者寺で有名な「妙立寺」など見ているだけでも楽しくなりますよね。
とても日本らしい日本が見られるため外国人観光客にも人気で、観光案内所では外国人向けの通訳サービスなどもあります。
2015年には北陸新幹線が開業し、首都圏からのアクセスが非常に良くなり東京から金沢まで2時間半で行けるようになります。
気軽に足を運べるようになるため、これまで以上に多くの観光客が金沢の魅力を堪能できるようになりますね。

観光に使える便利ツール

いろんな観光コースを見たい

複数の観光コースを比較したい時は、「観光地をめぐる」が便利です。
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観光プランを立てる際に役立つツールです。
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