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お隣の国、近くて近すぎる国、韓国からの観光客が大阪には多い。 そんな訪日観光韓国人の人たちの為に、昨日今日おきた韓国での事件や話題を頭の隅に入れておく事も、日韓親善の礎になるかもしれない日本のタクシー運転手としての勉めである。 ウエちゃんはその韓国が北朝鮮に対して太陽政策なのか北風政策なのか、我が日本国とは同盟国なのか敵国なのかを判断する為に『朝鮮日報』(WEB日本語版)…をよく覗く。朝鮮日報はよく北朝鮮の新聞と勘違いされるが韓国最大の新聞社である。朝鮮日報のHPでは「政治」「経済」「社会」「社説」「北朝鮮リポート」…の順に斜め読みして行くのだが、6月12日の社会面の見出しに「おっ!」…と目が止まった。『バス・タクシー働いても働いても赤字』…という国違えど同じタクシー運転手としては気になる見出しである。 韓国のタクシーは皆さんがご存知のとおり『粗暴運転』『乗客無視』『相乗常識』…の三悪が罷り通っている。それが近年になり影響してか客の数の減少に歯止めが止まらない状態だそうだ。(我が国とそっくりだ!)韓国のタクシー運転手の賃金は韓国の平均賃金の50%程度だという。(これもまさしく同じ状態!)韓国の7大都市(どこじゃ?)の街を走るタクシーの空車率は42%だという。(よく数えたものだ!)そして安月給と厳しい労働条件にタクシー運転手は次々と辞めて行く一方で、就職しようとする人がいない状態らしい。ソウルの某大規模タクシー会社の車庫で出庫していないタクシーの運休率は40%だという。失業者に相手にもされないタクシー運転手は我が日本国と瓜二つである。 そして記事はソウルの某運転手を例に挙げている。韓国の殆どのタクシー運転手は社納金制で、一日8万ウォンのレンタル料金をタクシー会社へ支払えば、差額の売上が全額タクシー運転手のものになるシステムである。ちなみに韓国ウォンのの対円為替レートは売りと買いではかなり違うが8万ウォンは約8千円である。社納金制は完全レンタルシステムだから規定の金額をタクシー会社に支払えば、トラブルも自分自身で処理して街に出て何をやっても自由なのだ。だから悪徳粗暴運転手が増える。なにかしら日本の何処かのタクシー会社によく似ている。日本の場合にはタクシー運転手が死亡事故を起しても「お前、自分の責任で処理せぇや!生命保険か簡易保険に入っとるやろぉ!」(何故か関西弁)…と知らん顔の会社があるのだが…。これがどぉ言う意味なんかワイにはさっぱり解からん! このソウル在住の某運転手の場合は社納する金額が8万6千ウォン、朝4時から夕方4時までの昼勤務の時の売上が8万~9万ウォンだそうである。夕方4時からの夜勤務のシフト時に12万ウォンほど売り上げるので、やっと1ヶ月の給料(取り分)が120万ウォン前後になり、その中から本人が小遣いで20万ウォンを抜く。嫁はんには生活費として100万ウォンしか入れられないので生活が苦しいと書いてある。それはそれは、お気の毒に…。韓国のタクシー運転手さんも頑張って下さい!デェ~、ハミング!チャチャチャ! ん…?嫁はんに渡すカネ(生活費)が100万ウォン? …と言う事は日本円で約10万円。これって日本のタクシー運転手より多いんとちゃうん! たしか…数ヶ月前の事。 WEB版(英語)のニューヨーク・タイムスかUSAトゥデイを、早朝の朦朧とした左脳で読んでいた。(WEB版のCNNかも?)絶好調経済だった米国もテロ以降墜落の一途で、一番に煽りを受けているのがタクシー運転手であるという。米国でも最も酷いのがタクシー運転手の殆どがマイノリティーで占めるニューヨークのイエローキャブだと書いていた。(…的士新始皇帝之我朕思。可也不安有的英語力!)ニューヨークのイエローキャブも韓国と同様の社納制。走っても走っても客が乗らないイエローキャブ。テロ以降、チップをアホほどくれるカモネギの日本人も来ないニューヨーク。もはやニューヨークのイエローキャブに、ロバート・デ・ニーロのような粋なタクシードライバーは存在しないらしい。 米国のイエローキャブは昨日国境を超えて密入国したものが、言葉も通じないのに地理不案内でも今日はタクシー運転手ができる。「誰でも乗れる!」「すぐ乗れる!」「何処でも乗れる!」…がイエローキャブのキャッチコピーだ。これは客側へのコピーではなく、密入国の運転手側へのコピーなのかもしれない。 因みに日本女が海外に男漁りに行く事をイエローキャブと揶揄されるが、誰が考えたのか的を射た表現である。
健康増進法受動喫煙の防止の条例が施行され、東京で営業している個人タクシーの安井幸一さんをメディアでよくお見かけする。ここへ来てやっとこさ脚光を浴びてきた。話題の人だ。安井さんは日本で第一号の禁煙タクシーの登録者。勇気ある人。めっちゃエライ人なのだ。最近は個人タクシーの禁煙登録も増えているらしい。一方で全国の法人タクシーで煙草を吸う人は絶対に乗せない『禁煙タクシー』…は20万台強のうちわずか1600台ほどしかない。その割合は1%を切るたったの0.8%だ。多分、これに個人タクシーを加えても2%は超えないはず。嘆かわしい!こんな世の中になってもまだ、煙草会社の宣伝広告を車内に貼ったり行燈に取りつけたりしているタクシーを見ると、呆れ果て怒る気もしない。 全国には色々な意味で有名なタクシー会社やタクシー運転手がいる。 ジャズの事ならテレビやラジオ、新聞や雑誌でお馴染みの、東京の夜の街を走るジャズタクシーの安西さん。人生相談ならヤクザ顔で年中職務質問のみみ太郎さん。予約配車や貸切観光は全てお断りのナニワのウエちゃん。観光予約のお客様を観光10%、残りの90%の時間を土産物屋巡りに費やす某県結託タクシー団体。日本のタクシーはお客様に幅の広い選択が出きるシステムになっている。 各運輸局や運輸支局で『安心!推薦!無臭・禁煙タクシー一覧表』…のポスター作成配布、電車内広告は出来ないものだろうか?「そんなもん、でけるかぁ!ボケェ!」…というご賛同の嵐、誠にご静読ありがとうございました。ポテチン!
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●ウエちゃん
タクシー運転手と文筆の二足の草鞋を履く大阪のタクシー運転手 著書・・・ 『笑う運転手/ウエちゃんのナニワタクシー日記』 『国道の西、夜明けのミナミ/ウエちゃんのナニワタクシー日記』 (両著とも…本の雑誌社より刊行)
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