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ウエちゃんのタクシー日記/場外編  - ウエちゃん

31稿 「夏休み前だぁ!これでえぇのん?沖縄タクシー事情!」 2002.06.21

しゃぁけど、この法治国家の日本国で、まだまだ野蛮なタクシー協会が存在する県があるもんやねぇ!これやったら法治国家と違ぉうて放置国家やん。
 まぁ、皆さん!下記の沖縄県の良識と沖縄県民から絶大な支持を受けている『沖縄タイムス』の記事を開いて見て下さい。
【6月6日/13日/14日…沖縄タイムス記事より】(※このURLは、現在閉鎖中です。)
http://www.okinawatimes.co.jp/day/200206061300.html#no_10

http://www.okinawatimes.co.jp/day/200206131300.html#no_4

http://www.okinawatimes.co.jp/day/200206141300.html#no_6 信じられへん野蛮な事件やねぇ。
 これがホンマに日本なんやろかぁ?
 沖縄県におけるタクシー業界のレベルの低さを世間に知らしめた恥かしい記事やねぇ。
 関係するタクシー業者はんは、国土交通省が決定施行した『道路運送法』の改正基準に従い、タクシーを増車申請しただけなんやけどねぇ。
 それもたったの5台だけでっせぇ…。
 ほんで、国が決めた法律従い違反行為もなく増車申請したタクシー会社への沖縄県タクシー協会の制裁が、タクシー協会チケットの使用・利用禁止の通達やてぇ。大笑い!
 その上、沖縄タイムスにこの蛮逆な事件が掲載された以降も、タクシー協会は職員を使い当該タクシー会社の行動を他人の家の敷地に忍び込んで盗撮したっちゅんやからぁ…
 沖縄県タクシー協会は、
「職員個人がかってにやった事で協会は一切指示していない!」
 と必死に言い分けを繰り返してまんねん。
 ははは!それはそれは犬馬の労の志を持った優秀な職員さんでご苦労さんやねぇ!

 言い訳けが虚しいんとちゃうかぁ?
 どっかの、自動車よりクマが多く走る高速道路を誘致して逮捕された国会議員さんの、情けない反論にどことなくよぉ~似てまんなぁ。

 我々、大都市で営業をしているタクシー関係者にとって、今や増車やタクシー業界への新規参入は日常茶飯事なんやけどねぇ。びっくりもせぇへん!
 タクシー業界誌を捲ると毎日全国どこかで所轄運輸局に対して増車の申請が出てまっせぇ。
 沖縄県タクシー協会はそのような事実を一切知らへんのやろかぁ?
 そぉ言ぅたら沖縄いう島は、全国でも飛び抜けて排他的な考えが蔓延っている地区で有名なんやけどねぇ。
 こんな事実を目の前にして県民が怒らへんのが、タクシー不乗運動をせぇへんのが、これまた不思議やねぇ。

 沖縄は全国でも屈指の悪逆運転手が多い所で有名ですわなぁ。
 ほんでぇ、本土で借金塗れになり身動きが取れなくなったタクシー運転手が逃亡する島でもあるんやねぇ。
 特に那覇空港の長距離タクシー乗場や、沖縄県内の本土からの観光客のみが利用する一流ホテルには、謎の団体に会費を 支払ないとタクシーが入構できないシステムが数十年も前から確立しているんですわぁ!皆さん、知ってはりまっかぁ?
 謎の団体に会費を支払った運転手は必ず観光客を捕まえて、
「お客さぁ~ん!お土産は買いましぇんかぁ?」…とか、
「どこかで食事はしましぇんかぁ?」…とか、
 男性ばかりの客が乗り込んで来たら必ず、
「可愛い女の子がいますよぉ!どうでしゅかぁ?」…としつこく誘ぉてくるんですわぁ。
 結局行きつく先は会費を支払った謎の団体が絡む施設へ半強制的に連れて行かれるんやけどねぇ。
 出張なんかで那覇空港へ夜の最終便で着いて、市内へのホテルへ向かうタクシーに乗ったら、
「女いりましぇんかぁ?女!女!」
 としつこく勧誘された読者も少なくないはずですわぁ。どないでっかぁ?

 ウエちゃんの友人が事前に安心のタクシー会社に一日観光を頼み、宿泊ホテルへ迎えが来る朝の日の出来事ですわぁ。 ホテル正面の車寄せへ行ったら、頼んだタクシー会社の運転手が会費を払ってホテルに入構していたタクシー運転手から「会費を払わない者は出ていけぇ !」…と恫喝を受けていたという話も聞いた事があります。
 沖縄では観光予約のタクシーもホテルへ迎えに行かれへんのが事実ですわぁ。
 ウエちゃんは17年間も齷齪と旅行業界に在籍してたんです。
 その殆どの期間を沖縄関係の予約と手配に従事しとったんです。
 大手各旅行会社から、航空会社から出ている沖縄ツアーのフリータイムのパンフレットには、一番に注意事項として、那覇空港や 宿泊ホテルでの客引きタクシーと悪質悪徳な土産物屋に対する要注意勧告が大きい字で出てますわなぁ。
 沖縄で空港やホテル前からの客引きタクシーの口車に乗り、南部の戦跡巡りをすると必ず無理矢理に献花と称して花屋に連れていかれ高い花を買わされまんなぁ。
 献花を買うのを断るとタクシー運転手は、
「沖縄の戦争の痛みがあなた達には解からないのかぁ?」
 と激怒するふりをしまんなぁ。
 このヤカラタクシー運転手達には、観光客を無理矢理連れて引っ張りまわして高い物品を買わされる観光客の心と財布の中身の懐具合の痛みは解からへんのやろぉねぇ。
 自分の事しか考えられへんアホですわぁ!

 那覇周辺の本土からの観光客を相手にしている一流ホテルの部屋には、こんなけったいな注意事項が書かれていることが多いのをしってはりますかぁ?
「当ホテル前のタクシー乗場に待機しているタクシーと、当ホテルは一切関係ございません。 トラブルがあっても何も保証できません。タクシーをご用命の際はフロントまでご連絡下さい。当ホテル指定のタクシーがお迎えに上がります。」
 …とね。ははは!いったいなんやねん?これは…?

 そんな闇の組織に会費を支払いたくない沖縄の真面目なタクシー運転手さんは、那覇市内の大渋滞の中を今日もワッセワッセ!…と油汗を流しながら必死でタクシーを流してるんです。
 今まで沖縄の運転手の質が低いのは運転手自身の責任だと思ってたんやけど、沖縄タクシー業界のピラミッド の頂点に立つタクシー協会から、質の悪い空気が蔓延しているのが沖縄タイムスの新聞記事から読み取れますなぁ。

 そぉ言ぅたら、後味は悪かったんやけど沖縄サミットの際の出来事やったねぇ。
 サミットで使用するVIP車輌は沖縄のハイヤーを使わずに、わざわざ東京からハイヤーをフェリーで船積航走したでしたなぁ。
 日本政府と外務省は沖縄サミット期間中に品川ナンバーのハイヤーを堂々と沖縄で走らせていたんやねぇ。今から考えたら納得のいく話やねぇ。その後の後味はめっちゃ、悪かったけど…

 沖縄の陰の県知事とまで言われ県民から絶大な支持を受けている、ジャーナリストでニュースキャスターの筑紫哲哉さんが以前に沖縄タイムスの日曜コラム『多事争論』の中で、
「那覇空港のタクシーは世界一悪評高いニューヨークのジョン・F・ケネディ空港のタクシーに匹敵する!」…と酷評した事があるんです。
 このコラムはそのまま単行本になり『世・世・世(ユ~・ユ~・ユ~)』(沖縄タイムス社・刊)で発売されています。一度、図書館なんかで読んで見て下さい!

 最後に沖縄の山一交通さんと、大里タクシーさんには、沖縄のタクシー業界に新鮮な風穴が開くまで、どんな圧力や嫌がらせや営業妨害を受けても最後まで頑張って欲しい願うばかりやねぇ。
 良識ある沖縄県民や企業、官庁は必ず解かっていてくれるはずです。

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第30稿 「惨掲抄」 も読んでみる

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ウエちゃん

タクシー運転手と文筆の二足の草鞋を履く大阪のタクシー運転手
著書・・・
 『笑う運転手/ウエちゃんのナニワタクシー日記』
 『国道の西、夜明けのミナミ/ウエちゃんのナニワタクシー日記』
                    (両著とも…本の雑誌社より刊行)

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