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新聞などで「GPSタクシー配車」という記事をよく読むが、私自身が首都圏で活動しているせいか、今ひとつピンと来ないものがあった。ところが昨年の秋、日帰りで富山市に里帰りし、そのすごさがわかった。今は東京でもGPS配車をする事業者が登場している。東京のタクシーがこれからどう変わっていくのか、興味津々だ。 里帰りしたのは、95歳になる祖母が入院したので、そのお見舞いを兼ね、何十年も前に亡くなった祖父のお墓参りと昨年、他界した母方の祖母のお墓参りをするために。今回は、しばらくぶりに親戚の家へも挨拶に伺おうと決めた。
早起きして上越新幹線に乗った。越後湯沢で特急に乗り換え、自宅からざっと4時間強の旅。新潟もお米や魚が美味しいところ。駅弁は越後湯沢で買う事に決めた。お昼の11:00頃に富山駅に到着。駅ビル内の花屋で慌てて仏花を2束買った。そのままタクシー乗場まで走り、まずは祖父の墓地へ向かった。
タクシーに乗ると、目の前に名刺サイズの紙が沢山用意されていた。一枚取って見ると、配車番号とGPS配車について書いてある。もしものためにと一枚頂き、タクシーを降りた。
GPS配車なら電話をすれば、すぐにタクシーが来てくれるような気がして、初めに乗ったタクシーとは、そこでお別れ。祖父のお墓を掃除し、お線香を炊くまで30分ほどが経過。次は此処から一番近い富山城へ行くため、先ほど頂いた紙を頼りに携帯電話からタクシーを呼んだ。すごい。3分でタクシーが来た。迎車料金をチェックしてみると、たったの100円。なんとも得した気分。
富山城を見学後、今度は祖母の墓地へ向かった。乗務員さんに待機してもらうと、どうなるのかな? 祖母の墓地までは料金が初乗り程度、メーターを確認して今度は乗務員さんに待ってもらう事にした。お墓参りを終えてタクシーに戻ってみると、なんと3000円近くまで料金が上がっているではないか。理屈は分るものの、多少驚いてしまった。やはり、そのつどタクシーを呼んだ方がお得なんだ。と納得。
それから、携帯電話のリダイヤルで同じタクシー会社に何度も配車をお願いする1日となった。使ったタクシー料金を計算してみると6000円ほど。富山市にいたのは7時間。レンタカーを使いガソリンを入れて返すよりも、ずっとお得だった。駐車場も探さなくていいし、やっぱりタクシーが便利だなと思うのでした。
物凄くハードなスケジュールだったけれど、懐かしい食事処にも立ち寄った。新鮮な魚や貝が小さな船盛りのようになって出てくる、その定食は1000円程度。それを食べた後に、近くのアイスクリーム屋さんへ寄るのも外せなかった。この店のアイスクリームが好きで、子供の頃、お盆に帰ると必ず買ってもらっていた。あの頃は何個も食べたいと思っていたのに、今は1個で満足できる。どうしてだろう? そう思いながら食べる味は昔と同じだった。
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●林 雪江(はやし ゆきえ)
会社員 タクシーの利用頻度 月3回程度 タクシーで高速道路を走るとなんだか嬉しくなる
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