先月、ファミリーレストランでお昼ご飯を食べました。 「おタバコはお吸いになりますか?」とたずねられ、私は禁煙席をお願いしました。 禁煙席というプレートの下がっているスペースに通されましたが、すぐ真後ろの席に5人のサラリーマンが座っていて、5人が5人、タバコを吸っていました。 ちょうど、禁煙席と喫煙席の区切りになっている席だったので、煙はモウモウと漂ってきました。喫煙席で吸っているサラリーマンに非はありませんが、全く分煙の意味がなくあきれてしまいました。別のファーストフード店でも、禁煙席と喫煙席が隣同士になっており、煙は容赦なく禁煙スペースに流れてきました。 なんのための分煙なのでしょうか。 以前、タクシー乗務員さんが、車内を禁煙とすべき措置を国が怠ったがために健康被害を受けたと損害賠償を求める訴訟を起こしました。お客さんからの要望も強く、禁煙タクシーの存在は大きくなっています。単にタバコの臭いが不愉快だというレベルではなく、受動喫煙というタバコを吸わない人にも影響を及ぼす目にみえない恐怖があるからです。 「COPD」という言葉を聞いたことがありますか? COPDとは、(慢性閉そく性肺疾患)タバコ病と呼ばれている肺疾患で、患者のほとんどは喫煙者ですが、たばこを吸わない人にも影響のある怖い病気です。 その症状は、自分の力で呼吸ができなくなり、24時間、酸素呼吸器をはずせないのです。 外出の際は、携帯用酸素ボンベが必要になり、体を動かすと酸素が足りなくなるので、呼吸困難に陥ります。根本的治療はなく、予防することが重要な病です。 受動喫煙で発症するケースもあります。タバコの煙は予想以上に広がるので、一見、届いていないような目に見えない煙も知らぬうちに吸い込んでいるのです。ましてや、狭いタクシーの車内では、言うまでもありません。 禁煙タクシーについて詳しい情報が集められるページです。 禁煙タクシーを応援するホームページ(都道府県別に禁煙タクシーを検索できます。) http://nosmoke.hp.infoseek.co.jp/taxi/ 神奈川県下で唯一「全車禁煙車タクシー」を完全運行 高砂交通 http://www.takasago-taxi.co.jp/
タクシー車内の空気は乗車している人間が共有しています。共有の空間で、完全分煙が可能でない限り、愛煙家の乗務員さん・お客さんにはもの寂しい空間になってしまうかもしれませんが、禁煙タクシーは、臭いの問題に加えて、健康を守るためにも必要な対策なのではないでしょうか。
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●水草
タクシーサイト サポート担当 神奈川県在住。家族は3人、子供(娘)あり。OLを経て、タクシーサイトへ。 タクシーは食事や買い物、旅行先で利用します。 便利で楽しく頼りになる存在、タクシーの魅力を色々な側面から紹介していきたいと思っています。
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